暗譜の流儀

アドルフサックスコンクール、みなさん見てますかね?

アイキャッチの写真は5年前にコンクールの開催地のディナンで撮影したものです。

ここ数日、コンクールの要項を訳した記事のアクセスが相当多くて、やっぱりみんな興味あるよなーと思いつつ、この日記を書いています。

ご存知ない方のために説明すると、クラシカルサクソフォン界のオリンピックが開催されています。

しかもネット中継完備なので、時差はありますが、世界の優秀な若手奏者の演奏を楽しんでいただけます。

ツイッターとかでも見れるので、ぜひ。

探してみたら、こんな写真もありました。前回のディナンの本番後、だったはず。

ディナンで暗譜演奏してる勢は胆力すごいなと思います。

暗譜するくらいまで練習するというのはわかるし、暗譜指定のコンクールとかにも参加したことはあるのですが、個人的には指定がなければ、とりあえず楽譜を置いておきたい感じは正直あります。

置いとけるなら、置いときたいのは見る人が見たら甘え…何ですかね。どうなんでしょう。

でも改めて考えてみると、ステージで楽譜見て演奏するジャンルの方が少ないんですよね。

暗譜のリスクを承知の上で、人生で何回挑戦できるかわからないコンクールで、より高いクオリティを発揮するために暗譜している勢は本当に尊敬します。


じゃあ、楽譜見るのは暗譜に劣るのかと言えばそうでもないはず。

楽譜の扱いが上手ければ、聴くひとが楽譜の存在を気にすることもないでしょうし、なんたって最後は演奏が良いのが一番ですしね。


もろもろを踏まえて、次回の「ク」で暗譜すべく練習中です。

だからディナンの参加者の楽譜が気になった次第です。

できるかなー暗譜。怖いなー。