2020年1月のクラシックのク

さて次回の演奏会が近くなってきましたので、お知らせです。

テーマ：絵の音楽

音楽が絵画を生むことがあれば、絵画が音楽を生むこともある。今回はそんな「絵の音楽」をテーマにしています。

１曲目はムソルグスキーの展覧会の絵です。クラシックの絵の音楽といえば、この曲は外せないでしょう。ムソルグスキーが友人の作品にインスピレーションを得て作曲したこの作品は、楽章ごとに様々な絵が登場します。

今回はプロジェクターで元になった絵を映しながら、絵画にあった演奏ができるよう数種類のサクソフォンを使用しながら演奏します。

２曲目はモリネッリ作曲のニューヨークからの４つの絵を演奏します。モリネッリはサクソフォンの作品をこの曲しか書いてませんが、2001年に発表されて以降、世界各地のサクソフォン奏者がこぞって取り上げる人気の作品となっています。

展覧会の絵とは対象的に、具体的にこれという絵がモチーフになっている作品ではなく、ニューヨークの情景や人々の心象を絵に見立て作曲された作品です。ニューヨークという比較的イメージしやすい有名な都市がモチーフになっていること、そして本公演で展覧会の絵と比較しながら聴くことで、より面白く聴いていただけるのではと考えています。