アメリカの作曲家で、デイヴィット・デボア・キャンフィールドという方がいて、数年前に「アフターグリエール(Concerto after Gliere)」という曲がサックス界で流行ったことがありました。
(youtubeにもありますが、自分の演奏ではないので割愛)
サックスは比較的新しい時代の楽器で、いわゆる皆が知ってる作曲の大家!(バッハとか、モーツアルトとかドビュッシーとか)の曲は少ないので、「アフターグリエール」のように特定の作曲家をモチーフにした作品は、サックスのために書かれた曲でありながら(編曲じゃないのに!)その作曲家に触れることもできる、なんとも美味しい曲なのです。
流行った頃からしばらくたち、先日ネットサーフィンしていたら新しいものを見つけてしまったので共有したいと思います。
目次
アフターシリーズ
今のところ
- ハチャトリアン(Concerto after Khachaturian)
- チャイコフスキー(Concerto after Tchaikovsky)
- ブラームス(Elegy after Brahms)
- シューマン(Quintet after Schumann)
あたりがサクソフォンのために書かれているみたいです。
楽譜は恐らく直輸入するしかない・・・かな。
CDは便利なものでアマゾンで1曲から買えるみたいです。
私のCD聴いた感想はやっぱり、「あー!っぽい!」でした。笑
シリーズ以外のもの
サクソフォン以外では「アフターガーシュイン」などがあり、
アフターシリーズ以外でもクラシックのサクソフォンの必修科目といってもいい「グラズノフ:コンチェルト」のカデンツァ:キャンフィールド版もあるみたいです。
・・・聴いてみたい、見てみたい。
とりあえず
私はアフターチャイコフスキーを取り寄せて来年の演奏会で吹いてみることにしました。
宣伝は後ほど。
アフターチャイコフスキーはソプラノサクソフォンもしくはクラリネットの為の作品です。
聴いて、楽譜をみて、練習して、「くるみ割り人形っぽいな」とか「ヴァイオリンのコンチェルトっぽいな」とか色々感じるところがあって面白いです。
ですが、それぞれの作品のモチーフが出てくるわけではなく、あくまで「っぽい」に終始しているのも面白いところ。
(アフターシリーズ第1作目のアフターグリエールでは本家からのメロディの借用があったみたいです)
いずれは一通りチャレンジしてみたいと思います。
なんというマニア向けの記事!
ではまた!