いつも年明け〜年度末までの間に生徒さんと発表会をしているのですが、
どうも次の発表会は、いつものやり方では難しいぞとなって、オンライン発表会を準備し始めています。
周りの講師の先生でも似たようなことを考えている先生が何人かいらっしゃって、
例えば、みんなで多重録音して記録に残してみようとか、
例えば、ガチガチの収録会をしてみようとか、
規模や、取り組み方の違いはあれど、黙って事態に屈するのではなく、何かしてやろうという気概に触発されて、決断に至っております。
(単純に発表会があるとレッスンにメリハリが出て、私もやりやすいというのも理由ですが。笑)
こんな書き出しをしておいて、プライバシーも考えて当日は参加者のみの限定公開の予定です。
今のところ、
- レッスンの時に収録する(発表会のリアリティに近づけたいので1発撮り!)
- 全員分の動画をつなげる
- 生放送でそれを流しながら、みんなで見る
みたいな感じを検討しています。
果たしてうまくいくのでしょうか。
今回の発表会ではアーカイブを残さず、生放送の時だけ見られる形にする予定なのが、密かなこだわりポイントです。
便利なのは、期間を決めてアーカイブも見れるようにして「いつでも見てね」にする方でしょうが、
今回の場合は不自由な方がより心に残る体験になるのではというのがあったりします。
最近行った、落合陽一さんと日本フィルの「 する演奏会」のプログラムの中にも書いてありましたが、「1回性」というやつだと思います。
ただ、本当にそうなのかはやってみるまでわからないので、私も当日がとても楽しみです。
とはいえ、こんな講師の思いつきを「面白そうですね」と好意的に捉え、
機材トラブル等があったらごめんなさいね、という免責事項にも「初めてのことなんで、それはしょうがないですよね」と寛容に考えてくださる皆さんにとても感謝しております。
年明けの収録がとても楽しみです。