コロナが収束した後の演奏会はどうなっているのだろう

今日現在では、まだ以前と同じ形で演奏会を再開するのが難しい状況が続いています。

3月〜4月はSNSやYoutubeに盛んに演奏動画が公開され、今まで動画投稿してなかったプレイヤーも参入し、盛り上がっていました。

さすがに今月はちょっと落ち着いて…るのかな?
それでもコロナ後も多くの人が投稿を続ける形になるのかなと思います。

自粛が長くなったので、収束して演奏会が再開されれば、生演奏の価値が改めて評価されるのは間違いない…でしょう。たぶん。きっと。

ですが、コロナ前よりネット方向に軸を移していく方も多いのかなと感じています。


ある程度、以前の生活が取り戻せたとして、今の流れがどのくらい続いて、どのくらい元に戻るのかは興味のあるところです。

「生演奏の価値が評価されること=web上のコンテンツの否定」ではなくて、それぞれの良さがあるよねという話になるのでしょうが、

これまでも、生演奏とネット上での発信や交流を、どちらもされてた人はたくさんいますし、それができる人が増えていくんですかね?

もともとそういう活動(生演奏と配信)をしていた人たちが次に何を仕掛けるのかは、私にはちょっと予想がつきません。

また新しいタイプが生まれるんだろうなー。


私自身は積極的に配信できていなかったわけですが、流石にこの流れだとあれこれ考えてしまいます。

ちょっと調べたところ、どうやら演奏会の生中継は個人でもある程度は可能だし、機材だってレンタルすれば個人の小規模の演奏会でも予算組めそうではあります。

大きい演奏会だとどうなんでしょう。

現状かなりの演奏団体が苦境に立たされていて、活路をどこに見出すかによるのかもしれませんが、やはり生中継は増えるような気はしています。


ただ、会場で直接聴くのと、ネットを通して聴くのだと大きな差異があって、それぞれをどういう活動にするのかが難しいですよね。

単に演奏してるところを流すだけなら、個人レベルだと機材の関係もあってどうしても「コンサートに行くことの代替」になっちゃうから、今はそれが素晴らしくても、結局やらなくなる人が多いかなと思います。

いい感じにするのがむずかしい。非常にむずかしいですが、上手く新しい価値を生み出すことができる人が現れて、

これまでにない新しいタイプの演奏会が出てくるのだろうなというのは、何となく確信しています。