新品リードの調整方法をまとめていきます。
動画も作っていますので、まずはそちらからご覧ください。
目次
参考動画
リード育成で大事なこと
開封した日はあまり吹かない
リードは買ったその日に酷使してしまうと、急激に寿命が縮まってしまいます。
最初のうちは、試運転のつもりでちょっとずつ使用するようにしましょう。
何回か試運転をしていくと、状態が安定してくるので、そうしたら徐々に演奏する時間を長くしていきます。
乾燥に気をつける
急激な乾燥はリードに大きなダメージを与えます。
「楽器を吹こうと思ったらリードの先端が歪んでいた」というのは、サックスを続けている人なら1度は経験があるんじゃないかなと思います。
そういうのも急激な乾燥が原因のようです。
使ったリードは軽く水分を拭き取って、リードケースで保管しましょう。
使ったリードをそのままマウスピースにつけたままなんかにしていると、すぐにダメになってしまいます。
良いリードは取っておくのもあり
演奏会や発表会がある人は、それに向けてリードを取っておくのもありです。
本番が近くなって「やばい!リードないじゃん!」となるのは、誰しも経験があります・・・よね?
練習プランを立てるように、本番までのリード計画を立てた上で、積極的に保管しておく作戦はオススメです。
ただしリードの保管場所は気をつけましょう。
葦のリードの場合、どのメーカーでも冷暗所での保管を推奨しています。
自分の練習頻度に合わせた育成プラン
サックスをしている人の中には「週末にしか演奏できない」「月に何回かしかできない」という方もいらっしゃると思います。
そういう方は、少し長いですが1ヶ月を目安に調整してみてください。
自分の練習頻度に合わせた方法を探していきましょう!
また、演奏頻度の少ない方は、樹脂リードを使用するのも良いかと思います。
樹脂リードという選択肢
近年、発売されているプラスチック製リードの中には、葦のリードの遜色なく使えるものもあります。
こちらは今回の記事の調整方法を全く必要とせず、乾燥も気にすることなく、演奏することができます。
販売されているものの中では、レジェールのシグネチャーが特に優れていると思います。
アルト用とテナー用です。
葦には葦の良さ、樹脂には樹脂の良さがあるので、一概にどちらが良いとは言えません。
しかし、そもそも「樹脂には樹脂の良さが…」と言えるくらいまで、急激に良くなっているので、まだ試したことない方は検討をオススメします。
特に、演奏機会が少ない人、月に何回かしか演奏できない人は、リードの管理に時間を使わなくて良いので、練習に集中することができると思います。
さいごに
良いリードで演奏できると、音色も反応も良く、それだけで練習が楽しくなります。
ちょっと気を使うだけで改善できる所なので、ぜひ試してみてくださいね!